ベトナムIT企業経営者の第一回目は、日本人のように気配りができて、もちろん仕事もできる社長、SAOMAI Joint Stock CompanyのTUYENさん。
日本企業向けのオフショア開発を2001年ごろから始めており、
ハノイの中では老舗の日本向けオフショア開発企業。
最近オフィスも拡張され、急成長中(ベトナムはみんな大体急成長中)の企業です。
彼とは最初の出会いが面白かった。
ベトナムでビジネスを始めだした時に、彼が通訳として私の業務をサポートしてくれたところから、付き合いが始まった。
まだベトナム国内ではIT系企業がそんなに目立つほど無かった時期だったため、
私は「どこか新しいIT企業ないかなぁ」とため息をついていた。
そんな時にふと彼が発した、
「私の会社、IT系よ」
という、かなりセンセーショナルな一言が今のビジネスにつながっている。
彼はハノイ外国語大学を卒業し、外国人研修生の受け入れを行っている日系紳士服メーカーに就職。
日本にも3年間滞在した経験を持っており、非常に感覚が日本人的。
気配りは日本人以上かもしれない。
先日彼の自宅に招待され、奥様の手料理をいただいた。
非常においしかった。
料理もおいしかったが、もてなしや雰囲気が超ベトナム的で、非常に癒された。