ビューティ業界向けベトナム進出セミナー

私の古巣でもあり、人生上、大変勉強させていただいた(株)リクルート様のご依頼で、1/25にセミナーを開催させていただいた。

それも、IT分野ではなく、ヘアサロン、エステサロン、コスメ業界の方々向けのベトナムセミナー。

主催はクーポン情報「Hot Pepper」の業務で、ビューティー業界に特化したシンクタンク組織、「リクルート ビューティーワールド総研」様。

ビューティ業界の市場規模は、現在2兆7000億円もあり、まだまだ成長が見込まれている分野で、リクルートさんもこの分野の広告マーケットで年間200億円ものビジネスにされているようです。

そういう状況の中、ベトナム進出を考えるサロンオーナーが結構いるので、セミナーやれないかというオファーをいただいたのが、昨年末。

直感で「おもろい」と思い、二つ返事で引き受け、1/25にセミナーを開催しました。

会場は銀座にあるリクルートGinza7ビルの1Fの「Beauty Cafe」。 iPadが使えたりする気軽なCafeで通常は一般利用が可能なCafeですが、このセミナーのために18:00以降は貸切で、セミナー参加者とリクルート関係者のみ。

会場では、リクルートの方々が、わざわざベトナムのお菓子を用意いただき、BGMもベトナム仕様に変更してあり、 結構恐縮してセミナーを行いました。

セミナーの内容は、ベトナム概況や経済状況、日本文化の浸透度合い、国民性、嗜好などの情報と、ベトナム国内のビューティー業界の状況、進出における注意点等を1時間程度お伝えしました。

スライドがやはり少々硬い内容だったのか、はたまた参加者の多くが男性だったためか、柔らかい雰囲気の会場であるにも拘らず、反応がビビットではなかったので、久々にあせりました。

ただ、セミナー終了後、質疑応答をさせていただいたところ、わんさか質問をいただき、参加者の方々の興味度合いの高さ、前のめり感を感じられたのがよかったです。

質問の内容も、
「行政機関との交渉においては賄賂が必要か」とか
「ベトナムで売れるビューティ商材として有望なものは何か」など、
かなり具体的な内容でした。

終了後のアンケート内容についても結構好意的だった、興味度合いが高かったなどのコメントをリクルートの方からいただき、やった甲斐がありました。

事前に色々と調査をしたり、現地でヒアリングをしたりなど、色々と事前準備は大変でしたが、個人的にはベトナムのビューティー業界のことが、一般の方よりも語れるのが面白く思いました。

この業界には、日本の新たな進出ビジネスになりえるポテンシャルを感じます。

元々ベトナムに特化したビジネスをやっているだけでも、かなり変人な私ですが、益々変人度合いが濃くなっていくことが、少々怖いです。

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