インバウンド増加に対応するには(その2)

前回に続き外国人が日本に来る手段についてです。

前回は空のルートである航空関連での課題を記載しましたが、

今回は海のルートで最近増加傾向にあるクルーズ船について報告します。

■クルーズ船受け入れの港湾整備

日本を訪れる外国人観光客が利用するのは飛行機だけではありません。

宿泊施設や娯楽施設を備えた大型客船を利用する方もいます。

国土交通省によると、去年クルーズ船で入国した外国人旅行客は111万人で、41万人だった一昨年と比べると2.7倍増加していることになります。

増加の背景には、

・クルーズ船は飛行機よりも価格が安く、船内でゆっくり過ごすことができる。

・2015年3月から指定のクルーズ船では滞在は12時間以内しかできないがビザが免除になった。

・船は飛行機と違い、貨物制限が緩いため、大量に買い物ができる。

などがあるようです。

クルーズ船を利用して入国した外国人は主に、寄港した港の近くの大型ショッピングモールで買い物をすることが多いそうです。

寄港回数も年間1452回と過去最多とのことでした。主な寄港地は博多、長崎、鹿児島、熊本、沖縄、鳥取、横浜、神戸などだそうです。

寄港回数は過去最多になりましたが、問題点もあります。
寄港後の行動の爆買いに終わりが見えてきた今、買い物以外の付加価値を追加することがこれから重要なのではないかと考えられます。

また寄港できる港不足、岸壁の強度不足で大型クルーズ船が寄港できない等、多くの需要を逃している現実もあるそうなので、今後はこのような問題点にどのように対応できるかが、クルーズ船利用客を増やすポイントになりそうです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です