アマゾンKindleやiBookなど、電子書籍はかなり浸透してきた感があり、書籍数もかなり増加してきています。
またスキャニングも身近な作業となり、私も様々な書類をpdf化したり、写真データとして保存したり、書類を効果的に保存でき非常に便利に使っています。
さて、今回はホーチミンの企業でまさにこの電子化作業のアウトソーシング企業をご紹介します。
この会社は5年前よりマンガの電子化業務を行っており、弊社でも過去に何社かの日本企業をご紹介いたしました。
具体的な作業内容としては、
・マンガタイトルのリサイズ
・スキャンされただけのTiff形式データの
“レベル補正”
“リサイズ”
“位置・角度調整”
“ゴミ取り”
“オーサリング”
を行っています。
作業後のデータは、TIFF・BMP・クライアント指定のファイル形式にてそれぞれ保存し、納品しています。
現在の業務では「PhotoShop」を使用してマンガの補正作業を行っており、作業ペースとしては、一日一人辺り平均2冊~5冊程(1冊200P)の作業が可能です。
これまでは、特定の顧客からの業務が多く、さらなる体制拡大と作業環境の改善に伴い、新規のお客様をお迎えできる環境になられたというご報告をいただき、ご紹介させていただきました。
作業環境は、施錠が可能で、部外者が立ち入らない専用室にて作業しており、電子化管理者PCのみを取り外し出来る記憶媒体を利用可能な状態とし、外部ネットワークとのデータのやり取りは、全て電子化管理者PCを通して手動で行うようにしています。
またダウンロード、アップロードは電子化作業用イントラネット回線とは切り離されたオフィスにあるPCから実施し、外部インターネット回線とイントラネット回線間のデータのやり取りは、電子化管理者が記憶媒体を使って手動で行っています。
ダウンロード元のサーバによってスピードは異なりますが、実測で上りがおよそ400~500MB/h、下りが560MB/h前後。
主にダウンロード並びにアップロードしているファイルは1ファイルあたり数MB~数十MBのファイルが中心で、トータルで数十GBのファイルをダウンロード、アップロード可能な環境にしています。
気になる回線の状況ですが、光回線はIP固定にて運用し、回線障害に備え、光回線の他に2回線のADSLを導入するという徹底ぶりです。
単価については、
デジタルデータから1冊(250p以内)3000円
スキャンデータから1冊(250p以内)3200円
で、ボリュームによって交渉は可能だということです。
もしご興味等ありましたら、info@astmil.watson.jpまでご連絡下さい。