こんにちは!アストミルコープです。
今回の【知っておきたい宗教のこと】シリーズでは、
特定技能でも多くの方が活躍している ミャンマー出身の外国人材の宗教 についてご紹介します。
ミャンマーの文化や価値観は、宗教と深く結びついています。
宗教を理解することは、ミャンマー人材と良い関係を築く大きな一歩です。
ミャンマーは「仏教文化が生活に根付く国」
ミャンマーでは、国民の約90%が
上座部仏教(テーラワーダ) を信仰しています。
その他に
- キリスト教
- イスラム教
- ヒンドゥー教
- 各民族独自の信仰
などもありますが、特定技能として日本へ来る方の多くは仏教徒です。
民族・地域によって宗教が異なる
ミャンマーは多民族国家で、宗教の分布も地域や民族ごとに大きく異なります。
理解しておくと特定技能人材の背景がより分かりやすくなります。
- ビルマ族(全国に多い) … 多くが上座部仏教徒
- カチン族(カチン州) … キリスト教徒が多数
- チン族(チン州) … キリスト教徒が多い
- ラカイン州(西部) … イスラム教徒のコミュニティも多い
- シャン族(シャン州) … 仏教徒が多いが、一部に独自信仰も
- カレン族(カレン州など) … 仏教・キリスト教が混在
同じ「ミャンマー人」でも宗教背景が異なるため、
相手の宗教を前提に決めつけないことが大切です。
寺院(パゴダ)と僧侶をとても大切にしている
ミャンマーでは、寺院(パゴダ)や僧侶は最も尊敬される存在です。
● 寄付(ダーナ)は「善行」とされる
食べ物・お金・日用品などを僧侶に施すことは、大きな善行とされています。
● 僧侶の写真・仏像を大切に扱う
部屋に小さな仏像や仏陀の写真を置いて祈る人もいます。
仏教に関わるものを粗末に扱われると、強い不快感につながる可能性があります。
毎日の祈り・月に数回の特別な礼拝日
ミャンマー仏教には、日々の祈りに加えて
「布薩日(ウポサタ)」 と呼ばれる特別な日が月に4回あります。
特に
- 満月の日(Full Moon Day)
- 新月の日
は重要で、寄付をしたり寺院へ行く習慣があります。
日本にいても、オンラインで礼拝したり寄付をする人もいます。
食事に関する価値観(精進日・殺生の忌避)
ミャンマーの仏教徒は基本的に肉を食べますが、以下の理由で 肉を避ける日 があります。
● 布薩日(ウポサタ)に肉を控える人もいる
月に4回ある布薩日(満月・新月・半月の日)に、 より厳格に戒律を守り、肉食を控える人もいます。
● 個人的な信仰で菜食を選ぶ人もいる
健康・徳積みのために菜食にする人もいます。
● 生き物を無駄に殺さない価値観
仏教の教えから、殺生を避ける意識が根付いています。
ただし、これも個人差が大きいため、 メニューが気になる場合は本人に確認すると安心です。
「頭は神聖・足は不浄」という価値観がある(仏教と文化)
仏教の教えと伝統文化が混ざった価値観ですが、非常に重要です。
● 頭を触るのはNG
頭には神や精霊が宿るとされ、子どもでも大人でも、 頭を触ることは避けるべきとされています。
● 足で物を指す・足を机に上げる
足は体の中で最も不浄な部分とされているため、 足で物を指したり、足を机に上げる行為は 強い無礼と感じられます。
● 人をまたぐのもNG
同じ理由で、座っている人をまたぐことも避けましょう。
ミャンマーの主な宗教行事(日常にも影響)
ミャンマーには、仏教に関わる大きなお祭りがいくつもあります。
● ティンジャン(水かけ祭り/4月)
ミャンマーの新年を祝う最大の行事
● カソン(5月満月)
ブッダが悟りを開いた日を祝い、菩提樹に水をかける
● ワソー(雨安居入り/7月満月)
僧侶が3ヶ月の修行期間に入る日
● タディンジュ(灯籠祭/10月満月)
雨安居明けを祝い、灯りを灯す
● タザウンダイン(灯りの祭/11月満月)
織物を僧侶に寄進する祭り

↑タザウンダイン
仕事の現場で気をつけたいこと
ミャンマー人材と働くうえで、理解しておくと助かるポイントは以下です。
● お守りや僧侶の写真を大切にする
宗教関連の持ち物があれば、丁寧に扱うと信頼に繋がります。
● 簡単な祈りをしたい場合がある
イスラム教ほど厳格な時間はありませんが、休憩時間に短く祈る人もいます。
● 寄付のために送金する場合がある
給料の一部を寺院へ寄付することも一般的です。
● 文化的なタブー(頭・足・敬意)を理解すると良い
何気ない行動が相手の価値観に触れることもあるため、最低限の理解があるとトラブルを防ぎやすくなります。
個人差もとても大きい
ミャンマーの仏教徒といっても
- 寺院への寄付の頻度
- 精進日の厳しさ
- 礼拝を重視する度合い
- 足や頭に関する感覚の強さ
など、人によって違いがあります。
「ミャンマー人はこうだろう」と決めつけず、
まずは本人に確認することが一番大切 です。
まとめ:宗教・文化理解が良い関係の第一歩
ミャンマーでは仏教が日常生活と深く結びついています。
- 寄付の文化
- 頭や足に関する価値観
- 祈りや精進日
- 僧侶や寺院への敬意
これらを理解しておくことで、
トラブルを避け、より良いコミュニケーションや信頼関係を築くことができます。
アストミルコープとしても、
企業様と外国人材の双方が安心して働ける環境づくりを
引き続きサポートしてまいります。
次回は【インド編】を予定しています。
どうぞお楽しみに!
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