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2026.02.27
こんにちは、アストミルコープです!
今回は・・・
〜特定技能・外国人材受け入れ企業様に知っていただきたい基礎知識〜
現在、イスラム教徒にとって最も大切な期間である「ラマダン(断食月)」の時期を迎えております。
ー2026年のラマダン期間ー
・開始:2026年2月18日(水)
・終了:2026年3月19日(木)
特定技能人材の中にも、インドネシア・ミャンマー・インドなど、イスラム教徒の方が多くいらっしゃいます。
そのため、受け入れ企業様にとっても理解しておきたい重要な文化的背景のひとつです。
目次
ラマダンとは?
ラマダンとは、イスラム暦の9月にあたる「断食月」のことを指します。
イスラム教の五行(信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼)のひとつであり、非常に重要な宗教行事です。
約1か月間、日の出から日没までの間、
- 飲食をしない
- 水も飲まない
- 喫煙をしない
という生活を送ります。
なぜ断食をするのか?
ラマダンの目的は単なる「食事制限」ではありません。
- 神への信仰を深める
- 忍耐力を養う
- 貧しい人々の苦しみを理解する
- 自己を律する
という精神的な意味合いが強い行為です。
断食を通して、自分自身を見つめ直す大切な期間でもあります。
仕事への影響はある?
企業様からよくいただくご質問がこちらです。
「体力的に大丈夫でしょうか?」
結論から申し上げますと、多くの方は通常通り勤務されています。
ただし、
- 日中は水分補給ができない
- 夕方にかけて体力が落ちやすい
- 夜明け前(早朝)に食事を摂るため睡眠時間が短くなる
といった点はございます。
そのため、
- 重労働の配慮
- 無理のない声かけ
- 体調確認
などのご理解をいただけますと、より安心して勤務していただけます。
日没後はどうなる?
日没後は「イフタール」と呼ばれる食事をとります。
家族や仲間と食事を囲む、とても大切な時間です。
この時期は精神的にも非常に前向きになりやすく、
- 感謝の気持ちが強くなる
- 仲間意識が高まる
- 規律正しい生活を送る
といった良い側面も多く見られます。
礼拝(サラート)
イスラム教徒は、1日5回の礼拝を行います。
ラマダン中は特に信仰心が高まるため、礼拝の時間を大切にされる方が多いです。
ー 礼拝のタイミング ー
・夜明け前
・正午過ぎ
・午後
・日没後
・夜
ー 1回の礼拝時間:約5〜10分 ー
ー企業様へのお願いー
・静かな場所(会議室など)の提供
・休憩時間の柔軟な対応
・礼拝マットを置く場所の確保
※礼拝は義務ですが、職場で行うかどうかは個人差があります。
ラマダン明けの祝日「レバラン(イード)」
ラマダンが終わると、「レバラン」と呼ばれる断食明けの祝祭があります。
日本のお正月のような位置づけで、多くのムスリムにとって一年で最も重要な休暇です。
ー2025年のレバラン休暇ー
・3月31日(月)〜4月1日(火)が祝日
・最長で11連休になる可能性
ー企業様へのお願いー
インドネシア出身のスタッフは、この時期に帰国や長期休暇を希望するケースが非常に多いです。 事前にシフト調整のご相談をいただけますと、スムーズな業務運営が可能になります。
企業として大切なこと
ラマダン中に特別な対応が必ずしも必要というわけではありません。
しかし、
「ラマダンだよね。体調大丈夫?」
この一言があるだけで、外国人材は非常に安心します。
文化や宗教を尊重してもらえる環境は、定着率の向上にもつながります。
まとめ
ラマダンは、イスラム教徒にとって一年で最も神聖な期間です。
特定技能制度のもと、多様な国籍の方と働く時代だからこそ、宗教や文化への理解が重要になります。
アストミルコープでは、外国人材の文化背景も含めたサポートを行っております。
ご不明点やご相談がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

