【ニュース】ベトナム航空 国際定期旅客便、15日から完全正常化

完全ロックダウン解除から6ヶ月も経たず、外国人の入国を解除し、ワクチン接種者は、3日間の隔離でOK、と、かなりの豹変ぶりを見せているベトナムですが、国際航空便も、2月15日から全面的に元のスケジュールで運行が行われるようです。

まだ入国制限をしている日本や韓国については、今後の協議が必要みたいですが、徐々に解放に向かっている模様です。

以下、NNA本文です。

ベトナム民間航空局(CAAV)は13日、国際定期便に関する制限措置を15日午前0時(国際標準時14日午後5時)で解除すると発表した。これにより、すべての国・地域を対象にした定期旅客便の運航が可能になる。国際定期旅客便に関する制限が解除されるのは、新型コロナウイルスの流行で特別便のみを認める体制に移行した2020年3月以来、約2年ぶりだ。

■2年ぶりに制限解除

CAAVは同日、航空管制業務を請け負うベトナム航空交通管理総公社(VATM)に対して、国際定期便の着陸制限の解除を各国・地域の航空当局や航空会社に通知するよう指示した。

国際定期旅客便の再開で入国者数が増えれば、国外から感染が流入するリスク増加は避けられないが、ベトナム国内ではワクチン接種が進み重症化の増加に一定の歯止めが掛かっていると判断し、ビジネス往来や観光客の受け入れで周辺国に出遅れないことを優先したとみられる。

ベトナム当局は今年1月から、日本、中国、韓国、台湾、タイ、シンガポール、ラオス、カンボジア、米国の9カ国・地域11都市に限定した国際定期旅客便を再開したが、今月15日以降はすべての国・地域との定期旅客便の再開が可能になる。CAAVによると、日本や韓国はベトナムからの入国制限を続けているほか、中国もベトナムとの国際定期旅客便の再開に今のところ同意していないという。

運航本数や対象都市については、新型コロナ流行前の状態が基準となり、それを超える運航本数や新規路線の開設には関係当局の新たな許可が必要になる。

ベトナムの保健省は現在、海外からの入国者に対するホテルなどでの強制隔離期間を、規定回数以上のワクチン接種を終えている人は3日間、終えていない人は7日間としている。

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