- ニュース
- 特定技能
- レポート
- 文化・宗教・風習
2026.09.02
こんにちは、アストミルコープです!
外国人材を採用する企業が増える一方で、
「仕事の指示がうまく伝わらない」
「何度説明しても同じミスをしてしまう」
「外国人社員が職場で悩んでいることに気づけない」
といった、コミュニケーションに関する悩みを抱える企業も少なくありません。
外国人社員とのコミュニケーションでは、単に「日本語が話せるかどうか」だけではなく、日本と母国との文化や仕事に対する考え方の違いを理解することが重要です。
今回は、外国人社員に長く安心して働いてもらうために、企業が意識したい5つのポイントをご紹介します。
1.「日本では当たり前」を押し付けない
外国人社員とのコミュニケーションで最も大切なのが、日本人にとっての「当たり前」が、外国人社員にとっても当たり前とは限らないということです。
例えば、
- 始業時間の少し前には出社する
- 上司から言われなくても周囲を見て行動する
- 分からないことがあっても、まず自分で考える
- 忙しい人には声をかけない
- 報告・連絡・相談をする
といった日本の職場では一般的な考え方も、外国人社員にとっては馴染みがない場合があります。
日本人が当然だと考えている制度や雇用慣行が外国人にとって馴染みのない場合があるため、「なぜそのルールがあるのか」という理由や背景まで説明することが重要としています。
「普通は分かるでしょう」ではなく、
「なぜ、このルールが必要なのか」
まで説明することが、理解を深めるポイントです。
2.「やさしい日本語」を意識する
外国人社員への指示は、できるだけ短く、分かりやすく、具体的に伝えることが大切です。
例えば、
「これ、適当にやっておいて」
という表現は、日本人同士なら状況によって意味が伝わるかもしれません。
しかし、外国人社員からすると、
「どのくらい?」
「何を基準にすればいい?」
「いつまでに終わらせればいい?」
と疑問が残る可能性があります。
そのため、
「この商品を10個並べてください。11時までに終わらせてください。」
のように、何を・どのように・いつまでにを具体的に伝えることが重要です。
東京労働局も、外国人への教育や指導では「はっきり、最後まで、短く」を意識し、ジェスチャーや実物、イラスト、ピクトグラムなどを活用することを推奨しています。
また、出入国在留管理庁からもやさしい日本語の教材や変換ツールが出ています。
お手隙で下記をご覧ください!
教材例:https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/plainjapanese_kensyu.html
ツール:https://www.moj.go.jp/isa/support/portal/plainjapanese_kakikaerei.html
3.「はい」と言ったから理解しているとは限らない
外国人社員に仕事を説明した際、
「分かりましたか?」
と聞くと、
「はい、分かりました。」
と答えることがあります。
しかし、これは必ずしも内容を完全に理解しているという意味ではありません。
日本語で質問することに自信がなかったり、上司に「分かりません」と言うことを遠慮したりしているケースも考えられます。
そこでおすすめなのが、
「分かりましたか?」ではなく「今説明したことをやってみてください」
と確認する方法です。
また、
「今日やることは何ですか?」
「何時までに終わらせますか?」
など、本人に内容を説明してもらうことも効果的です。
これは外国人社員だけに限らず、仕事のミスを防ぐためのコミュニケーション方法としても有効です。
4.注意や指導は「理由」も一緒に伝える
仕事でミスがあった場合、
「これはダメです」
「前にも言いましたよね」
と注意するだけでは、外国人社員が「何が問題だったのか」を十分に理解できない場合があります。
例えば、
「この作業は危ないので、この方法ではやらないでください。事故につながる可能性があります。」
というように、
①何が問題なのか
②なぜダメなのか
③どうすればいいのか
をセットで伝えることが大切です。
特に製造業、建設業、農業、宿泊業などでは、コミュニケーション不足が安全面にも影響します。
厚生労働省も、外国人労働者の労働災害の要因として、日本語の理解不足やコミュニケーション不足による危険の伝達・理解不足を挙げています。
「危ないから気をつけて」だけではなく、何が危険なのか、どのように行動すれば安全なのかまで具体的に伝えることが重要です。
5.定期的に声をかけ、相談しやすい環境を作る
外国人社員が職場で困っていることがあっても、本人からなかなか相談できないケースがあります。
そのため、
「仕事は大丈夫?」
「困っていることはない?」
「生活で何か困っていない?」
など、企業側から定期的に声をかけることが大切です。
特に特定技能外国人については、支援責任者または支援担当者が、外国人本人と監督する立場の人それぞれと、3か月に1回以上の定期的な面談を行える体制が求められています。
定期面談は、単に制度上必要な手続きとして実施するのではなく、
「外国人社員が安心して働くための機会」
として活用することが重要です。
外国人社員とのコミュニケーションは「一方通行」にしない
外国人社員とのコミュニケーションで大切なのは、企業側が一方的に「日本のルールを教える」ことだけではありません。
外国人社員が、
- どんなことに困っているのか
- 日本の職場で分からないことは何か
- 仕事についてどう感じているのか
- 人間関係で悩んでいないか
- 将来どのように働きたいのか
を聞くことも重要です。
「伝える」だけではなく「聞く」こと。
この双方向のコミュニケーションが、外国人社員との信頼関係を築く第一歩になります。
外国人材の「採用」だけでなく「定着」までサポート
外国人材の採用は、人手不足を解消するための有効な手段の一つです。
しかし、採用して終わりではありません。
外国人社員が日本の職場環境に慣れ、安心して長く働いてもらうためには、
採用 → 入社 → 生活支援 → 職場でのコミュニケーション → 定期的なフォロー
という継続的なサポートが重要です。
アストミルコープでは、外国人材の採用だけでなく、受入れ企業と外国人社員双方が安心して働ける環境づくりをサポートしています。
「外国人材を採用したいけれど、受入れ体制に不安がある」
「外国人社員とのコミュニケーションに悩んでいる」
「採用後の定着までサポートしてほしい」
という企業様は、ぜひアストミルコープへご相談ください。
外国人材と企業がともに成長できる環境づくりを、私たちがサポートします。
特定技能外国人の採用について、無料でご相談いただけます。

