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2026.08.24
こんにちは、アストミルコープです!
外国人材と一緒に働く機会が増える中で、「その人の出身国がどのくらいの大きさなのか」「どのような環境で暮らしてきたのか」まで知る機会は意外と少ないのではないでしょうか。
今回は、日本とインドネシア・ミャンマー・ベトナム・タイ・インドの5か国について、人口や国土面積を比較しながら、それぞれの地理的な特徴と食文化についてご紹介します。
まずは人口と面積を比較!
| 国 | 人口 | 面積 | 日本と比べた面積 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 約1億2,340万人 | 約37.8万㎢ | ― |
| インドネシア | 約2億8,570万人 | 約191.7万㎢ | 約5.1倍 |
| ミャンマー | 約5,490万人 | 約67.7万㎢ | 約1.8倍 |
| ベトナム | 約1億160万人 | 約33.1万㎢ | 約0.9倍 |
| タイ | 約7,160万人 | 約51.3万㎢ | 約1.4倍 |
| インド | 約14億6,390万人 | 約328.7万㎢ | 約8.7倍 |
※人口はWorld Bankの2025年データ、面積は2023年データを基に概数で表記しています。World Bankの人口統計は国連のWorld Population Prospectsなどを基にしています。
数字で比べてみると、同じアジアでも大きな違いがあることが分かります。
特にインドは日本の約8.7倍、インドネシアも約5.1倍の面積があります。
一方、ベトナムは日本よりやや小さい国土に約1億人が暮らしています。
では、それぞれの国をもう少し詳しく見てみましょう。
インドネシア🇮🇩|たくさんの島から生まれた多彩な食文化
インドネシアは、日本の約5倍の国土と約2億8,600万人の人口を持つ大国です。
大きな特徴は、国全体が非常に多くの島々から構成されていることです。インドネシアは世界最大級の島国国家で、地域によって自然環境や民族、食文化にも大きな違いがあります。
海に囲まれた地域も多いため、魚を焼いた「イカン・バカール」をはじめ、魚介類を使った料理が各地で見られます。島によっては、魚とサンバルと呼ばれる辛い調味料を組み合わせた料理も親しまれています。
一方で、インドネシア料理といえば「ルンダン」も有名です。西スマトラ発祥の料理で、牛肉をココナッツミルクとさまざまな香辛料でじっくり煮込んで作ります。
同じインドネシア人同士でも、出身の島や地域によって食べ慣れている料理が大きく異なるのも興味深いところです。
ミャンマー🇲🇲|日本より広い国土と「魚の発酵文化」
ミャンマーの面積は約67.7万㎢で、日本の約1.8倍あります。一方、人口は約5,500万人で、日本の半分以下です。
国の西側から南側は海に面しており、沿岸地域では魚介類も身近な食材です。
ミャンマー料理で特徴的なのが、「ンガピ(Ngapi)」と呼ばれる魚やエビなどを発酵させた食品です。魚醤などとともにミャンマー料理で広く使われています。また、魚のスープに米麺を合わせた「モヒンガー」も代表的な料理として知られています。
日本にも味噌や醤油、納豆などの発酵食品がありますが、ミャンマーにも魚を発酵させて旨味を生かす食文化があります。
意外な共通点として話題にしてみても面白いかもしれません。
ベトナム🇻🇳|細長い国土と海から生まれた「魚醤」
ベトナムの国土面積は約33.1万㎢で、日本より少し小さい程度ですが、人口はすでに約1億160万人に達しています。
地図を見ると分かるように、ベトナムは南北に細長く、長い海岸線を持つ国です。
この地理的な特徴は食文化にも表れています。
ベトナム料理に欠かせない調味料の一つが、魚を発酵させて作る「ヌクマム(魚醤)」です。ベトナム政府観光当局も、長い海岸線を持つ中部地域では魚介を生かした料理や魚醤文化が発達していることを紹介しています。特にフーコック島は魚醤の産地として有名です。
フォーや生春巻きのイメージが強いベトナムですが、海との距離の近さもベトナム料理を知るうえで重要なポイントです。
タイ🇹🇭|海に面した南部では魚介+ココナッツ
タイの面積は約51.3万㎢で、日本の約1.4倍。人口は約7,160万人です。
タイは地域によって料理の特徴が大きく異なります。
特に南部は海に囲まれた地域が多く、新鮮な魚介類を使った料理が豊富です。タイ国政府観光庁でも、南部料理として魚やエビ、カニなどの魚介類とココナッツを組み合わせた料理が数多く紹介されています。
例えば、カニとココナッツミルクを使ったカレーなど、海の幸と南国らしい食材を組み合わせた料理があります。
「タイ料理=トムヤムクン」だけではなく、出身地域によって普段食べてきた料理も大きく違います。
インド🇮🇳|日本の約9倍!地域によって料理も大きく違う
インドは今回紹介する国の中で圧倒的な規模です。
人口は約14億6,400万人、国土面積は約328.7万㎢。日本と比べると、人口は約12倍、面積は約8.7倍にもなります。
これだけ広い国なので、「インド料理」と一言でまとめるのが難しいほど地域差があります。
例えば、アラビア海に面するゴアやケララなどでは魚介類が身近で、魚やエビとココナッツ、香辛料を組み合わせた料理があります。インド政府観光サイトでも、ケララの料理について、米・ココナッツ・香辛料・魚介類が地域の食文化を形づくっていると紹介されています。
日本では「インド料理=カレーとナン」というイメージが強いかもしれませんが、実際には地域によって主食も味付けも使用する食材も大きく異なります。
🇯🇵日本も「海」が食文化に大きく関係している国🇯🇵
こうして見ると、日本にも共通する部分があります。
日本も海に囲まれた島国で、寿司や刺身、焼き魚など、魚介類は昔から食文化の重要な一部です。
日本近海は暖流と寒流が交わる漁場でもあり、農林水産省によると、日本周辺の海や淡水には約4,000種類の魚が生息し、全国の魚市場では約300種類の魚が取り扱われています。
「海が身近な国では魚を使った料理が多い」という点では、インドネシアやミャンマー、ベトナムなどと日本にも意外な共通点があります。
一方で、同じ魚を使っていても、日本では醤油、ベトナムではヌクマム、ミャンマーではンガピなど、味付けや保存方法は大きく異なります。
国の大きさや地理を知ると、相手の文化が少し身近になる
今回比較した5か国だけでも、人口が約5,500万人の国から14億人を超える国まであり、国土の広さや地形もさまざまです。
そして、海に囲まれた島国、南北に長い国、大きな半島を持つ国など、それぞれの自然環境が食材や地域ごとの食文化にも関係しています。
外国人材を受け入れる際には、制度や仕事について理解することはもちろん大切ですが、その人が生まれ育った国について少し知ってみることも、コミュニケーションのきっかけになります。
「日本ではこの魚をこうやって食べるけど、あなたの国ではどうやって食べますか?」
そんな何気ない会話から、お互いの文化への理解が深まるかもしれません。
今後もアストミルコープでは、外国人材の出身国の文化や生活についてご紹介していきます。
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