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【シリーズ】知っておきたい宗教のこと Vo.2(ミャンマー版)

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2025.12.22

こんにちは!アストミルコープです。

今回の【知っておきたい宗教のこと】シリーズでは、
特定技能でも多くの方が活躍しているミャンマー出身の外国人材の宗教 についてご紹介します。

ミャンマーの文化や価値観は、宗教と深く結びついています。
宗教を理解することは、ミャンマー人材と良い関係を築く大きな一歩です。

ミャンマーは「仏教文化が生活に根付く国」

ミャンマーでは、国民の約90%上座部仏教(テーラワーダ) を信仰しています。

その他に

  • キリスト教
  • イスラム教
  • ヒンドゥー教
  • 各民族独自の信仰

などもありますが、特定技能として日本へ来る方の多くは仏教徒です

民族・地域によって宗教が異なる

ミャンマーは多民族国家で、宗教の分布も地域や民族ごとに大きく異なります。
理解しておくと特定技能人材の背景がより分かりやすくなります。

  • ビルマ族(全国に多い) … 多くが上座部仏教徒
  • カチン族(カチン州) … キリスト教徒が多数
  • チン族(チン州) … キリスト教徒が多い
  • ラカイン州(西部) … イスラム教徒のコミュニティも多い
  • シャン族(シャン州) … 仏教徒が多いが、一部に独自信仰も
  • カレン族(カレン州など) … 仏教・キリスト教が混在

同じ「ミャンマー人」でも宗教背景が異なるため、相手の宗教を前提に決めつけないことが大切です。

寺院(パゴダ)と僧侶をとても大切にしている

ミャンマーでは、寺院(パゴダ)や僧侶は最も尊敬される存在です。

  • 寄付(ダーナ)は「善行」とされる
    食べ物・お金・日用品などを僧侶に施すことは、大きな善行とされています。
  • 僧侶の写真・仏像を大切に扱う
    部屋に小さな仏像や仏陀の写真を置いて祈る人もいます。
    仏教に関わるものを粗末に扱われると、強い不快感につながる可能性があります。

毎日の祈り・月に数回の特別な礼拝日

ミャンマー仏教には、日々の祈りに加えて、「布薩日(ウポサタ)」 と呼ばれる特別な日が月に4回あります。

特に

  • 満月の日(Full Moon Day)
  • 新月の日

は重要で、寄付をしたり寺院へ行く習慣があります。
日本にいても、オンラインで礼拝したり寄付をする人もいます。

食事に関する価値観(精進日・殺生の忌避)

ミャンマーの仏教徒は基本的に肉を食べますが、以下の理由で 肉を避ける日 があります。

  • 布薩日(ウポサタ)に肉を控える人もいる
    月に4回ある布薩日(満月・新月・半月の日)に、 より厳格に戒律を守り、肉食を控える人もいます。
  • 個人的な信仰で菜食を選ぶ人もいる
    健康・徳積みのために菜食にする人もいます。
  • 生き物を無駄に殺さない価値観
    仏教の教えから、殺生を避ける意識が根付いています。

ただし、これも個人差が大きいため、 メニューが気になる場合は本人に確認すると安心です。

「頭は神聖・足は不浄」という価値観がある(仏教と文化)

仏教の教えと伝統文化が混ざった価値観ですが、非常に重要です。

  • 頭を触るのはNG
    頭には神や精霊が宿るとされ、子どもでも大人でも、 頭を触ることは避けるべきとされています。
  • 足で物を指す・足を机に上げる
    足は体の中で最も不浄な部分とされているため、 足で物を指したり、足を机に上げる行為は 強い無礼と感じられます。
  • 人をまたぐのもNG
    同じ理由で、座っている人をまたぐことも避けましょう。

ミャンマーの主な宗教行事(日常にも影響)

ミャンマーには、仏教に関わる大きなお祭りがいくつもあります。

  • ティンジャン(水かけ祭り/4月)
    ミャンマーの新年を祝う最大の行事
  • カソン(5月満月)
    ブッダが悟りを開いた日を祝い、菩提樹に水をかける
  • ワソー(雨安居入り/7月満月)
    僧侶が3ヶ月の修行期間に入る日
  • タディンジュ(灯籠祭/10月満月)
    雨安居明けを祝い、灯りを灯す
  • タザウンダイン(灯りの祭/11月満月)
    織物を僧侶に寄進する祭り
タザウンダイン

仕事の現場で気をつけたいこと

ミャンマー人材と働くうえで、理解しておくと助かるポイントは以下です。

  • お守りや僧侶の写真を大切にする
    宗教関連の持ち物があれば、丁寧に扱うと信頼に繋がります。
  • 簡単な祈りをしたい場合がある
    イスラム教ほど厳格な時間はありませんが、休憩時間に短く祈る人もいます。
  • 寄付のために送金する場合がある
    給料の一部を寺院へ寄付することも一般的です。
  • 文化的なタブー(頭・足・敬意)を理解すると良い
    何気ない行動が相手の価値観に触れることもあるため、最低限の理解があるとトラブルを防ぎやすくなります。

個人差もとても大きい

ミャンマーの仏教徒といっても

  • 寺院への寄付の頻度
  • 精進日の厳しさ
  • 礼拝を重視する度合い
  • 足や頭に関する感覚の強さ

など、人によって違いがあります。

「ミャンマー人はこうだろう」と決めつけず、まずは本人に確認することが一番大切 です。

まとめ:宗教・文化理解が良い関係の第一歩

ミャンマーでは仏教が日常生活と深く結びついています。

  • 寄付の文化
  • 頭や足に関する価値観
  • 祈りや精進日
  • 僧侶や寺院への敬意

これらを理解しておくことで、トラブルを避け、より良いコミュニケーションや信頼関係を築くことができます。

アストミルコープとしても、企業様と外国人材の双方が安心して働ける環境づくりを引き続きサポートしてまいります。

次回は【インド編】を予定しています。
どうぞお楽しみに!

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